総社市と福山市神辺間を結ぶ井原鉄道で、備中エリアの蔵元の地酒やおつまみを味わう備中県民局主催のイベント「おかやま備中地酒列車オンラインツアー」が12月12日(土)に開催されました。
高梁川の清らかな水に育まれた備中エリアは、今も酒造りを続ける酒蔵が多数あります。
備中の蔵人との交流や町並みめぐりを通じ、地域の歴史や文化にも親しめると毎年好評だったこのツアー。新型コロナ感染拡大の影響で初のオンライン開催となった今年は、井原鉄道「夢やすらぎ号」の車両からYouTubeでライブ配信されました。
ナビゲートしてくれたのは、岡山県倉敷市出身でモデルやタレントとして活躍中のMC・まつきりなさんと、日本酒ライターできき酒師の市田真紀さん、そして菊池酒造の専務取締役・菊池大輔さんの3人。
ちなみに1回目は三宅酒造の代表取締役・小澤佑二さん、2回目は山成酒造の杜氏・渡邊良夫さんがゲスト蔵として登場しました。
参加者には事前に「菊池酒造」の「燦然」、「三宅酒造」の「粋府」、「山成酒造」の「蘭の誉」の地酒3本と、おつまみとして備中エリアの『健康王国』のドライドポーク、『海幸山幸本舗』のシーチップスが届けられ、3種類の地酒とおつまみを味わいながら、井原鉄道&飲み会が楽しめるというユニークな企画です!
まずは、まつきりなさんの音頭で乾杯!
りなさんが、まるで目の前で一緒に飲んでいるようで、スタートから何やらわくわくする雰囲気。そして市田真紀さんが登場。参加者の質問に答えながら、「純米酒」「純米吟醸」「大吟醸」の違い、各銘柄の味わいなどについてわかりやすく解説してくれる。楽しい!
料理との相性もとても参考になり、メモを取りながらついついお酒が進みます。
後半は、菊池酒造の菊池さんが出演し、蔵元の成り立ちや酒造りの工夫や楽しさについて軽妙に語ってくれました。
モーツァルトの音楽を聴かせながら醸す独自の醸造法やロンドンで蟻とソフトクリームにマッチしたというエピソードなど…。面白い話題が満載でした!
菊池さんの酒造りにかける想いを聴きながら飲むと、いっそう深く味わえるような気がしました。
無邪気で天真爛漫なまつきりなさんの明るいトークぶりや、市田さん、菊池さんのトークを聞いているうちに、小田川沿いを走るのどかな井原鉄道の景色を楽しんでいる気分まで楽しめます! すごく得した気分。
3種類を飲み比べしながらの楽しい時間もあっという間。「仮想井原鉄道」は、1時間15分の予定時間で終点まで完走(?)しました。
一緒に笑い合い、日本酒について語り合えた「地酒列車」の旅。
次回は実際に井原鉄道に乗って酒蔵をめぐり、紹介された地酒を購入してみたいな。
各蔵元のECサイトでも販売中!
また、備中エリアの観光地を巡るプロモーション動画が、まつきさんのYouTubeチャンネルで配信中。こちらもチェックしてみて!
Information
「第3回おかやま備中地酒列車オンラインツアー」参加リポート
- 開催データ
- 2020年12月12日(土)16:00~17:15 ※イベントは終了
- 問合せ
- 備中県民局 地域づくり推進課
- 住所
- 倉敷市羽島1083
- 電話番号
- 086-434-7006
- 各蔵元のECサイト
- 三宅酒造(『岡山地酒創庫イチローズ』の通販サイト)
https://jizakesohko.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1615402
山成酒造
https://yamanari.jp/shop/
菊池酒造
http://kikuchishuzo.co.jp/
<消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意>
※掲載の情報は、掲載開始(取材・原稿作成)時点のものです。状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、利用前には必ずご確認ください