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子どもたちに夢を!

《第7回》現在コロナの影響下で、クラブ経営を考える

ファジアーノ岡山・北川真也社長の 子どもたちに夢を!

  • 情報掲載日:2020.05.20
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
ファジアーノ岡山・北川真也社長

Jリーグのクラブチームが、普通の会社と異なる点は?

『ファジアーノ岡山』を運営する組織の正式名称は、『株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブ』です。

Jリーグに加盟するには、いくつかの理由により、そのクラブの運営組織を株式会社として運営することが求められていて、私たちも株式会社としてこのクラブを運営してもうすぐ丸14年となります。

Jリーグクラブの運営組織といっても、仕組みはいわゆる普通の会社と変わりません。

その中で普通の株式会社と異なる点をひとつ上げるとすれば、「その年にどれだけ多くの利益を出したか?」よりも、「その年のチームの成績がどうだったか?」が最大の評価事項となることだと思います。

いただいた収益をもっとも多く配分する費用は?

お金の話で恐縮ですが、先日公表した2019年度の私どもの収支をご紹介します。少し細かい話になります。

営業収入は15億6700万円、純利益は100万円となり、クラブ決算としては8年連続の黒字決算となりました。

いただいたお金を、もっとも多く何に配分するかというと、「その時点で最高のトップチーム編成」を行うための選手&スタッフの人件費です。

経営としては単年度の黒字赤字にはこだわらず、ただし債務超過にはならぬよう、資本の枠内で機を見た予算配分に努めてきたつもりですが、経営の安定を目指すことについては、いつもジレンマを抱えてきました。

コロナ禍で主な収入源はグッズの売上げ

現在このコロナ禍において、これは、到底私たちだけのことではないと認識していますが、クラブ経営も非常に厳しい状況に立たされています。

2020年シーズンは、2月23日の開幕戦こそ開催できたものの、第2節から5月末までのすべての試合の延期が決定されました。

クラブの大きな収入源としてはよく、広告料、入場料、グッズ販売、放映権料、移籍金を挙げさせていただくのですが、その中でもシーズン中に定期的に得られる収入は入場料とグッズとなります。

このうち試合がないため入場料収入が得られず、主な収入源はほぼグッズの売上げのみとなっています。ですから、試合が行われていないにもかかわらず、グッズを購入して応援してくださる皆さんの思いは、本当にありがたいものであると感じております。

今だからこそ、『ファジアーノ岡山』にできることは?

そんな皆さんの思いに答えるべく、経営を預かる身としてはいくつかの場合分けによる収支の具体的な見通しを立て、中でも最悪のケースを想定しながら今後得られる収入と支出を可能な限り見定め、経営の安定を図っていきます。

また、この試合を行うことができない時期にも、地域の皆さんとの接点を絶やさぬよう、選手たちの協力を得ながら、さまざまな形でのコミュニケーションの機会を創出できるよう取り組んでいます。

動画コンテンツを企画して発信したり、『ファジアーノ岡山』のこれまでの歩みや現在の姿に関心を寄せてもらうべく「ファジアーノ岡山検定」を企画したりと、さまざまなメッセージの発信や皆さんに楽しんでいただける取組みが実現できるよう、知恵を絞っています。

この状況下で、今しか出来ないことをおこない、皆さんとの絆をより深めることができれば、それに勝る喜びはありません。

皆さんとともにこの苦境を乗り越え、スタジアムでお迎えできる日が一日でも早く来ることを願い、弛まず備えをしてまいります。

皆様におかれましてもどうか健康に留意いただき、互いに笑顔でお会いできる日が来ることを心から願っております。

<消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意>

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