今年も開幕。アグレッシブなシーズンに!
2月23日(日)、いよいよ2020シーズンの開幕戦を迎えます!!
来場してくださる皆様がワクワクするような「アグレッシブなサッカー」を目指し、サッカー以外でもイベントやフードを一日中楽しんで頂けるような、魅力たっぷりのスタジアムをつくってまいります。
今シーズンで『ファジアーノ岡山』は、Jリーグへ昇格して12年目を迎えます。2020シーズンの開幕戦は、2月23日(日)に『ツエーゲン金沢』を岡山に迎えて行われることが決定しました。
岡山県民の9割以上が知らない?
過去11回の開幕戦を振り返ると、来場者数1万人を超えた試合は4試合しかありませんでした。
私たちは「平均入場者数1万人」を目指しており、その目標からすると毎年の開幕戦が必ずしも盛り上がっているとは言い難い数字です。「開幕戦というだけでファンの皆様が集まり、盛り上がる」というイメージに胡坐をかいてはいけないということを痛感しています。
たとえば隣にいるご家族に、あるいは職場の方に、「ファジアーノの開幕戦の日時を知っているか?」と聞いてみていただくと、恐らくほとんどの方がご存じないものと思っています。
「県民の9割以上がファジアーノの開幕戦を知らない」という現実にしっかりと向き合い、まずはどうすれば開幕戦を盛り上げられるか?をスタッフ一同考えています。
初めてでも、何度来場しても楽しめるスタジアムに!
私たちは、何度も足を運んでくださる方に楽しんでいただくことに加え、初めてホームゲームにお越しくださる方も増やしていきたいと思っています。
しかし開幕戦を知らない方やファジアーノの試合の日程を知らない方々にご来場いただくことは容易ではなく、相当の努力が必要です。
さらにマーケティングの世界では、まだ来場したことのない方に初めて来ていただくための努力は、すでに来場いただいている方にもう一度来ていただくための努力より、6倍のエネルギーが必要だと言われています。
2019シーズンは今来場いただいている方に「スタジアムの雰囲気が変わった!」「違うスタジアムに来たようなワクワク感がある!」。そんな感覚になってもらえるように、レイアウトを変更したりスタジアムイベントにも注力をしてきました。
そのように力を入れたことはひとつの要因でしかないかもしれませんが、2018年の「シーズンパス(年間全試合観戦出来るパス)」での来場試合数は平均15.8試合だったのに対し、2019年は17.0試合と、一人あたり1.2試合増えた事実を、非常に嬉しく思っています。
1年間の入場者数を分析してみると…?
昨年1年間の入場者数を分析してみると、開幕後2~4月に行われた試合の平均入場者数は7,590名だったのに対し、5月~11月までの平均入場者数は10,371名でした。
ほとんどの方が開幕を知らない状況に加え、2~4月のまだ寒い時期にスタジアムまで足を運んでサッカーを観戦される方は、まだまだ多くはありません。
これは岡山に限った話でなく、サッカー界全体がそのような状況であると認識しており、私たちはこの現状を変えていきたいと思っています。
12,000人の応援マフラーで、未だ見たことのない風景を!
アンケート調査によると、スタジアムへ初めて来場したきっかけは「誘われたから」「関連グッズをもらったから」などという回答が多くを占めています。
そこで今年の開幕戦では、ありがたいことにいくつかの協賛企業様からご支援を受け、オリジナル応援マフラーを先着12,000名に配布することを決定しました。
12,000名の方がこの応援マフラーを使って一緒に応援する光景は、初めて来場された方にも感動を覚えてもらえる圧巻の景色になると確信しています。
ファジアーノの観戦が初めての方も、慣れている方も、ぜひお誘いあわせの上、スタジアムにご来場ください。
オリジナル応援マフラーとともに、クラブスタッフ一同最高のホスピタリティをもって、皆さまをお迎えいたします。