大善株式会社で企業体験してきました!
職場体験前
Q:職場体験をしたいと思ったきっかけは?
A:まだ志望業種が決まっていないので、いろいろな業種を見てみたいと思いました。
Q:大善株式会社のどんなことを知りたいですか?
A:製造業についてあまり知識がないので、現場の仕事内容や雰囲気を知りたいです。
自社一貫製造体制で多品種・小ロットに対応。
日常の暮らしや企業活動のさまざまなシーンで、欠かせない役割を果たしている「ダンボール」。『大善』は、このダンボールの製造メーカーとして60年の歴史を持つ企業だ。
今回こちらで企業体験に参加したのは、山陽学園大学3年生の久内沙月さん。まずはダンボール業界と会社の概要について、採用・広報担当の秋庭さんからレクチャーを受けた。ダンボールは軽くて強く、またリサイクル率が非常に高いことが特長。物流の現場で必ず使われるものであるため、時代の変化や景気の動向に左右されにくい、安定した業界だという。そのなかで同社は、製品の開発から製造、販売までの自社一貫体制を強みとし、岡山県内トップランクのシェアを誇る。
海外の同業者も注目するハイレベルな製造設備。
座学で充分に基礎知識をつけてから、いよいよ工場へ。工場は、ロール状の原紙から3層構造のダンボールシートを作る「貼合」と、印刷・切断・のり貼りなどの加工を行い製品に仕上げる「製函」の工程に大きく分かれる。工場内では、長さ60メートルにもなる2台の巨大な「貼合機」をはじめ、たくさんの機械が稼働。工程ごとに数名ずつ配置されたスタッフが、ミスがないか何重にもチェックして次の工程へと送り出している。また別室では、印刷用の版や、切断に使う木型を製作。「こういったものは専門業者に外注するところが多いのですが、うちはすべて自社内で作れるため、急な修正やトラブルにもすばやく対応できるんですよ」と、秋庭さんは説明する。
世代や担当を超えて助け合う職場環境。
事務所に戻り、受注業務や経理事務を担う管理部の仕事を見学。女性ばかりの部署で、パソコンに向かい集中して業務をこなす姿を見て、久内さんは「落ち着いて働ける感じがいいですね」と笑顔を見せる。そして、体験の終わりには若手の先輩社員とのトークタイムが設けられ、久内さんもリラックスした様子で、社内の雰囲気など気になる点を質問。先輩社員からは「みんなやさしい方ばかりで楽しいですよ」「わからないことはなんでも教えてもらえますよ」といった返答が聞かれた。またどの部署でも、忙しそうな人がいれば手の空いた人が自然と手伝うムードがあるといい、みんなで協力して定時退社できるようにしているそう。オンオフのメリハリをつけて、気持ちよく働ける環境が整っているのが魅力だ。
職場体験後
《今回、職場体験をしてみて感じたことは?》
工場の仕事は単純作業が多いイメージでしたが、実際はまったく違い、たくさんの業務があることにおどろきました。それぞれが自分の責任を果たし、力を合わせてひとつの製品を作り上げるというのは、すてきな仕事だなと感じました。
大善株式会社はこんな会社!
ダンボール製造で県内有数の生産規模を誇る企業です。今、力を入れて取り組んでいるのは「多能工化」。ひとりが複数の業務を担当できるようになることで、現場の対応力が増すとともに、急な休みなどもこれまで以上に取りやすくなりました。若い社員ものびのびと活躍できる、風通しのよい職場です。
Information
大善株式会社
- 住所
- 岡山市北区撫川1513 map
- 電話番号
- 086-293-5111
- HP
- http://www.daizen.biz/