【ドクターインタビュー】

Daisy Dental Clinic

【エリア】岡山市北区
【主な診療科目】歯科
*キッズスペースあり

患者一人ひとりに合った未来を見据えた治療を

中村院長が診療の際に大切にしているのは、今この瞬間だけの治療ではなく、その人が10年・20年後にどのような人生を歩んでいるかを見据えた治療計画を提案すること。
そのためにも、毎回の診療のなかで患者との対話は欠かさない。そして、「何をどうしたいか」を一緒に選んで納得のいく治療が受けられるようサポートして いく。
同クリニ ッ クには家族で訪れる患者が多く、子どもも多数通院。近年は幼いうちからの虫歯予防や口腔ケアへの関心も高まっており、医師としての研鑽を積みながら、一人ひとりの将来を見据え、患者の期待に応えられるよう尽力している。
また、親子の気持ちに寄り添うことを大切にし、診療にあたる。そして、訪問診療にも注力。年齢とともに生活スタイルが変化し、通うことが困難になった患者のもとへ出向いて、口腔ケアや治療を行っている。
「外出がままならなくなると人との関わりが減り、人と話す機会も少なくなります。そうした生活のなかに楽しい会話の時間を交えながら、さまざまな観点からその人の健康状態を確認していく役割も担っているんです」と話す。こうした思いを込めて、口腔を通じて全身の健康にも目を向けている。

症状の原因を見逃さない 。定期受診で早期発見を。

治療をしていくうえで、口腔内の不調の原因が複数重なっていることがある。この場合、総合的な観点から原因を探っていく必要も。さまざまな事例を経験してきた院長は、多くの引き出しをもち、データだけでなく、患者との会話からもしっかり症状の原を導きだしていく。本人が気づいていないような思いもよらないところにヒントがあることも。
「自分に起きている小さな変化に気づくためにも定期的な歯科受診は効果的です」と院長。

コロナ禍を過ごし、今望むこと。できること。

２０２０年コロナ禍真っただ中に開業した同クリニック。ＣＴほか新しい機器を導入し、徹底した感染対策を行いながら治療にあたってきた。マスク生活が当たり前の世の中から、マスクを外す場面が徐々に増えてくるであろう今、長は地域の人たちにこう呼びかける。
「外出を控えていたのと同様、長期間控えていた歯科医院にも一度足を運んでほしい。きれいな口元で笑顔になって」と。とはいえ、「歯医者は怖い」というイメージを持つ人は多い。
そこで同クリニックでは、可能な限りわかりやすい言葉で症状や治療法を説明し、恐怖心を取り除くよう努めている。
そして、「歯を残したいという患者さんの大切な思いにしっかり向き合い、期待に応えるためにも、努力と工夫を惜しむことなく、地域の歯科医療に貢献してきたいです」と院長は語った。

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