1971年に叔母が始めた店の手伝いから、約50年も店に立ち続ける藤森さん。ジュージューとお好み焼きが焼ける音に負けないパワフルな声で客と会話しながら、次々と焼きあげていく。そんな元気いっぱいで温かな人柄のおばちゃんに会いたくて足を運ぶ人が多数。一番人気の「モダン焼」は、麺がお好み焼きの上にのった、広島風でも関西風でもない、「ザ・吉岡スタイル」。しかも、ボリュームたっぷりで、400円から500円台という低価格にも頭が下がる。テイクアウトして家や職場で味わう客も多く、まさに新見市民のソウルフードだ。

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