赤いバンダナがトレードマーク。鉄板前で笑顔を絶やさず、コテをふるうのは、この店の女将・ふきちゃんこと、滝川ふき子さん。16年目を迎えた店は、近くに高校があることもあり、一時期は夕方になると高校生で満席になった。「人が好きなんよ」とふきちゃんが言うとおり、常連が来れば席に寄って世間話をしたり、鉄板の火加減を見たりと、あれこれと世話を焼く。関西風のお好み焼きは9種類以上をラインアップ。「ミックス焼」850円は、豚肉とイカ、エビがたっぷり。ソースは、倉敷市玉島『豊島屋』のソースをベースしたオリジナルで、マヨネーズは自家製で、丸みのある味が特徴だ。自分で焼くことも可能だが、ふわふわの生地に焼きあげてくれるふきちゃんにお願いする客が多いよう。「上手に焼くよ〜」の言葉どおり、たまらなくおいしいお好み焼きをぜひ！

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