
まるでブーケのように美しく、さまざまなあんの花が咲き誇る「華おはぎ」1730円~。手がけるのは昭和初期の倉庫を再生した『五福カフェ』で、料理を担当する濱崎由紀さん。岡山市西大寺の『カンサイ製あん』に特注する備中白小豆の白あんに野菜パウダーで色を付け、絞り口の癖を捉えながら一筆書きで絵を描くように花びらを成形する。

花の土台になるのは、新庄村で栽培されるもち米「ヒメノモチ」と京都『祥玉園』の抹茶「祝の白」を使った抹茶あんのおはぎ。甘すぎずさっぱりとした備中白小豆の白あんと挽きたての抹茶の風味が合わさり、繊細な味と見た目で愉しませる。

デザインは贈る相手をヒアリングしてイメージを膨らませるため、「どれも一点ものとして愉しんでほしい」と濱崎さん。チーズケーキや抹茶テリーヌが土台になる「華ケーキ」もあり、こちらも和と洋を組み合わせた味わいが好評だ。ひと目見れば笑みがこぼれる逸品は、大切な人へ花束のように贈りたい。
この記事が掲載されているのはオセラ133号「あんことカスタード」。

どこか懐かしくて口にするとほっとする、あんこやカスタードのおやつ。 名店のどら焼きや大判焼きをはじめ、カフェで愉しむ新感覚のあんこスウィーツ、 こだわりが詰まった名物シュークリームに、岡山県民が愛してやまないあのワッフル…。
寛ぎの時間のお供にも、大切な人への手土産にも、ぴったりなおやつが見つかるはずです。
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