
こんにちは、編集部のKです。
『タウン情報おかやま』1月号の「カフェ・喫茶」特集、ご覧いただけましたか。
私が取材担当したのは『珈琲館エンペラー』。
国道180号沿いに建つこのお店、佇まいが昭和レトロで印象的ですが、実は数年前に閉店。車で通りかかるたびに、なんだか切ない気持ちになったものです。
ところが、2024年冬! このお店に新たな風が吹いたんです。
その仕掛け人は、岡山のコーヒー好きならご存知の『小西珈琲焙煎所』の小西さん。
今回は小西さんに、このお店を引き継いだ経緯や、今の『エンペラー』について色々とお話を伺ってきました。

お店は、外観も、道路沿いの看板もほぼかつてのままで「昭和」の風情。店に入ると、その風情がさらに研ぎ澄まされた印象をその風情がさらに研ぎ澄まされた印象です。
でも実は、小西さんが最初にこの店を訪れた時には、店内には物があふれていてまさに「カオスな状態」だったそう。
ただそこは、古物商の資格を持っているという小西さん。物があふれていても、このお店の価値が分かったからこそ、あえて大幅な店内改装はせず、わずか1週間で店内を片付け、開店に向けて動き出します。

コーヒーは、当時の抽出器具を使って、ハンドドリップはせず、サイフォンでコーヒーを入れるスタイルを受け継ぎました。豆は時代に合わせた、スペシャルティコーヒー。
「ブレンド」650円でその香り高さを味わってみてください。
さらに、店の中央には水出しコーヒーの専用器具が残されていて、約7時間かけて抽出する「水出しコーヒー(冷)」680円も楽しめます。

平日15時まで提供するパスタは、「クリームパスタ」1100円をはじめ、「ナポリタン」と「週替わりパスタ」の全3種類。トーストメニューは期間限定も含めて8種類と充実。
なかでも、たっぷりの具材とチーズがのった「ピザトースト」750円が人気だそう。

また、冬限定「スウィートポテトと林檎のパフェ」1100円は、アールグレイのゼリーやパンナコッタ、ヌガーなどが美しく層をなしていて、うっとりするようなビジュアル。店のクラシックな雰囲気に合わせた「クラシックプリンミニ」450円や、「アフォガード」900円もあります。

コーヒーや料理を用意するカウンターには、美しい細工が施された銅板が。壁にはレンガが敷き詰められていて、今の時代では再現が難しい重厚な造りの店内。
どこを切り取っても「エモい」空間です。
改装せず、当時の道具も使うことを小西さんが前店主に伝えると、とても喜んでくれたのだとか。こうして、よみがえった『珈琲館エンペラー』。
懐かしいけど新しい、そんな魅力にあふれている「喫茶店」です。
なお営業日の詳細はInstagramで確認を。
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