パティシエが愛するチョコレート
『月刊タウン情報おかやま2月号』のメイン企画「みんな大好き! イチゴとチョコ。」は、イチゴとチョコのダブル特集。
人気のイチゴ狩りガイドはもちろん、パフェや和菓子といった多彩なイチゴスウィーツ、農園直営のカフェ情報や、じわじわ増えているビーントゥバー専門店、気になるバレンタインイベントなどをご紹介しています。
今回はその中から「パティシエが愛するチョコレート」をピックアップ。
つややかなヴィジュアルに心がときめく、岡山県内の人気パティスリーのチョコメニューをご紹介します。
PÂTISSERIE COMORU
生チョコのようにとろけるショコラ。
「生ガトーショコラ」420円(写真左)
カカオ65%と45%の2種類のチョコ、マスカルポーネチーズなど、厳選素材を用いた店のいちおし。小麦粉不使用のため、生チョコのような口どけに。
口の中で交差する、華やかなストーリー。
「モデルヌ」560円 (写真中)
マンゴーとパッションフルーツのクレムーやガナッシュ、香ばしいナッツ、サクサク生地など、7層で構成されたケーキ。甘みと酸味、食感のバランスがよい。
見た目はシンプル、味わいは複雑。
「トゥルーズ」620円 ※1日5個限定
さわやかなレモンのクレムーの風味が、濃厚なミルクチョコやトンカ豆のクリーミーなブリュレの甘みを引き立てる。カカオニブの苦味や食感がアクセント。
オーナーシェフ/菰口茂さん
本場・パリや東京の名店での修業経験を持つ。甘みと酸味、食感のバランスを大切にケーキ作りを行う。
PÂTISSERIE COMORU (パティスリー コモル)
2020年にオープンした実力派パティスリー。
フランス直輸入のバニラや世界中から厳選したチョコなど、こだわりの素材を使用し、どれも甘みと酸味、食感のバランスが秀逸。
複雑に味を重ねるケーキの場合、くせのないチョコを用いるなど、全体の一体感を大切に考えているという。
また、洗練されたルックスも魅力のひとつ。
「一見シンプルなケーキの中には、実は複雑な味が隠されている。食べた時にその驚きを楽しんでほしいですね」と、菰口さんは語る。
和洋菓子 松月堂
きらめくハートに思いを乗せて。
「ファボリ バレンタインver. 」600円 ※販売は2022年2月12日㈯~14日㈪
定番人気の「ファボリ」が、バレンタイン限定でハート型に。ベネズエラ産カカオ72%のハイビターチョコムースとミルキーなホワイトチョコムースの2層仕立て。
葉巻型のチョコが大人な雰囲気。
「シガーショコラ」1000円 (写真左) ※販売は2022年2月2日㈬~ ※60個限定
サブレやプラリネ、スペキュロス風味のクロッカンなどを、キャラメルミルクチョコとビターなブラックチョコでコーティング。ザクザク食感が楽しいひと品。
表情まで愛らしいキャラクターケーキ。
「青鬼ショコラ・赤鬼ショコラ」各450円(写真右) ※販売は2022年1月29日㈯~2月3日㈭
ホワイトチョコムースとイチゴクリーム、ベリージュレが甘酸っぱい「青鬼ショコラ」と、ミルクチョコムースとクリームブリュレでクリーミーな「赤鬼ショコラ」。
パティシエ/武内哲平さん
実家の菓子店を「どんなスウィーツも置いている店にしたい」との思いで、約13年、東京や神奈川で修業。
和洋菓子 松月堂
地域に愛されて80年以上。季節の和洋菓子から、地元の名産品・備前焼をモチーフにしたお菓子まで多数展開する和洋菓子店。
この時季は、ショコラティエでもある武内さんによって、ケーキやボンボンショコラなど、約60種類ものチョコ商品が店内を彩る。
「お気に入りのチョコレートをどんな素材と組み合わせようかなって、想像するのが好きなんです」と、武内さん。
ナッツやクッキーなど、さまざまな素材を駆使し、飽きのこない味わいに仕上げている。
Pâtisserie Art Brut
チョコの濃厚な味わいがたまらない!
「ムッシュ」550円(写真左)
シェフがお世話になった恩師のスペシャリテ。ローストした香ばしいクルミ入りのブラウニーに、口当たり滑らかなミルクチョコのムースを合わせたケーキ。
重厚感のあるチョコムース。
「ロワイヤル」540円
存在感のあるカカオ分の高いチョコとヘーゼルナッツの、滑らかなクリームムースが主役。プラリネのクレームやチョコ生地の風味とのマリアージュを。
チョコの化粧をまとった大人の「ミルフイユ」。
「ミルフイユショコラ」580円
人気の「ミルフイユ」がショコラバージョンに。チョコカスタードの風味と、2 種類のチョコを使ったビターなガナッシュを、パイ生地でサンド。
オーナーシェフ/木村充均さん
東京や神戸の名店で修業を積む。フランス菓子の伝統と自身の技や感性によって、個性あふれるケーキを生み出す。
Pâtisserie Art Brut (アールブリュット)
技術と経験に基づき、独創的なアイデアで多彩なケーキを生み出す人気のパティスリー。
1年を通してショコラが楽しめるよう、産地やカカオの比率が違う約12種類を使い分けるそう。
例えば夏には酸味が強いパッション系のフレーバーを用いるなど、季節に合わせて組み合わせを変えるという。
豊かな感性から生み出されるプチガトーやショコラたちは、宝石のように繊細で華やか。うっとりするほど美しく、五感を通してスウィーツが楽しめると好評だ。
PÂTISSERIE MASAKI
濃厚なショコラ×小気味よい生地。
「ショコラシュシュ」520円
くせが少ないベトナム産のミルクチョコとカカオ60%のダークチョコをブレンドし、滑らかであと味あっさり。フィヤンティーヌのサクサク食感も楽しい。
カカオのフルーティな余韻を感じて。
「テリーヌショコラ(23㎝)」2500円(写真左)
ベリーを思わせるフレッシュな香りのチョコと、パンチのあるフランス産チョコをブレンド。口の中でとろっとほどける、濃厚なカカオの風味を味わって。
甘酸っぱいベリーがアクセントに。
「ソルシエール」520円 (写真右)
トップのジュレやムースにブラックベリーを用いた甘酸っぱいケーキ。きれのあるフランス産カカオのムースと調和し、さわやかな余韻を運ぶ。
オーナーシェフ/正木辰宜さん
東京の名店で研鑽を積み、岡山のホテルでペストリーシェフを務めたパティシエ。世界大会での受賞経験を持つ。
PÂTISSERIE MASAKI
シックな店内をにぎわせる、鮮やかな色彩のプチガトーが目を引くパティスリー。
オーナーがチョコ好きなだけあり、タブレットやボンボンショコラ、生チョコなど、チョコ系メニューは30種類以上と豊富にそろう。
カカオの産地にはこだわらず、味や香りが上質なチョコのみを厳選し、約15種類の中から自由な発想で組み合わせているという。
子どもも大人も食べやすいようにと、甘さと苦みが絶妙に調和したチョコケーキは、手土産にもぴったり。
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