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大盛りアニキの新・岡山ラーメン☆エクスプローラーズ

《倉敷市/森本拉麺堂》こだわりの味わいを満腹になるまで味わいつくせ【PR】

第10回/森本拉麺堂

  • 情報掲載日:2015.12.13
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

物語は古くからの知り合いであるラーメンファンの口コミから。「森本さんが独立してラーメン店を出したんですけど、すげぇんです」。森本さんてどこの? すげぇて何が?

彼女(女性です)とも付き合い長いですが、かなり興奮しているご様子。「まず、お店に入るでしょ。そしたら両側にお地蔵様。同時に、オリジナルソングがガンガン鳴ってて、『トントントン、タタンタンタン』言うてるんです。私、驚いて店に入ったら、鍋やボウルが宙に浮いてて、ご飯と替え玉が無料なんですよ!」。…ごめん。言うてることの3分の1も理解できん。どゆこと? 「とにかく、森本さんの理想を追求した、ラーメン好きのパラダイスが完成したんです!」。依然として意図はよう分かりませんが、その言葉に誘われ、実際に足を運んでみました。行ってみてびっくり。確かにここは理想郷。いや、ラーメン界の桃源郷だ! 故事にもある約束の地が、倉敷は二日市にあったのです。

お地蔵様

店名にもなっているご主人の森本さんには、別の店舗で10年間修行をされている時代にお世話になったことがあり、久々の再会。のれんをくぐると、確かに両側に「お地蔵さん」が。手にはお子さん用のサービスのアメも。「地蔵がね、夢に出てきたんです。それで、そこから始めようって決心して」。感慨深げに語る森本さん。ゆ、夢ですか…。すると、「♪真心こめて/おもてなし/ここは森本/拉麺堂♪」と、チェーン店でもないのにオリジナルソングが! 「私が高知出身なんでね。ヨサコイとうらじゃを融合させたようなメロディをお願いして創ってみたんです」。えっ?そこ? なんかラーメンのミニテーマパークというか、まるでお祭りみたいな雰囲気になってきたんですけど…。

店内

お店に入ろうとしたら、「入り口と店内の境には、昨年亡くなった大工だった父が乾燥させていた桜の木を使っているんです」と店主。「外の看板も、森本家の家紋である『扇地紙』と言う、扇型をモチーフにしているんですよね」。こだわりはさらに続きます。フライパンが壁に打ち付けてあったり、ラーメンテボや、鍋や、ボウルが照明のシェードとしてつり下げられていたり、ツッコミどころが満載。「な、なんだここは…」。誰もがそうつぶやかずにはいられない、エンターテインがあちこちに潜んでいやがるのです。「鍋の照明も、夢に出てきたんですよね」。その夢、具体的過ぎるでしょ! 加えていちいち夢に従順すぎ! しかし、正直おもろい。待ち時間も飽きる暇がありませんわ。

スペシャルラーメン

しかしワタクシも10年で1000杯のラーメンを食べた男(自称)。肝心の味を見極めなければ! 「まごころこめて~」「いらっしゃいませ~」の掛け声に迎えられ、まず茶碗を渡されます。「ラーメン食べられる方はライス無料なんです」。マジで? 「ご注文は?」。お店で一番ゴージャスなヤツください。「いや、ウチ食券制なんで」。ズコッ! で、全部入りの「スペシャルラーメン」950円にしました。豚骨ベースのカツオラーメンであっさりしていて風味豊かです。「普通のラーメンを作りたかったんです。お子さんでも安心して食べられるような」。いや、十分特徴的な味わいですよ。替え玉も無料ですし。岡山と高知のしょう油をブレンドしてるとか芸も細かくて、細麺でなによりうまい!

味噌ラーメン

「期間限定の新メニューなんですけど、食べてみます?」。食べますとも!「ジミーにささげる 辛味噌とんこつ五右衛門らぁめん」780円。あのう、ジミーって誰っすか? 「妻の友人なんですけど、ミソラーメンしか食べないので、ミソのない店には来ないって言うから、作ったんです。ミソラーメン」。…。どんぶりと一緒に、南部鉄製の「鉄たまご」という熱した金属を持ってきて、テーブルに置くと同時に投入! 一瞬ですさまじい音を出して沸騰するスープ!(写真どんぶり内右側手です) 中央の赤いのは辛ミソで、それほど辛すぎはしません。奥のヤングコーンにはメンマの味付けがしてあり、麺も太さは通常と同じでも加水率を変えたり、ちぢれさせたりしてスープに合わせてるそう。

最後には無料トッピングの花ガツオをご飯に載せて、しょう油までもらってかけて大満足。通常の「らぁめん」なら580円で腹いっぱい。本当にここはさながら桃源郷でした。

580円でお腹いっぱい! ラーメン者の桃源郷!

「とにかくお腹いっぱいにして帰ってほしい。企業努力でがんばります!」と高知出身の店主。ラーメン(並は580円、小は480円!)オーダーで、ライスと替え玉が無料だ。サイドメニューの「おかんのやきめし(夜のみ)」400円が人気で、店主の母がそうしていたように、具材にチクワが入っているのが特徴。スタッフが幼稚園の名札を付けていたりと、驚きのポイントは多く隠されていそうだが、どれも「お客さんをびっくりさせたい」という精神から生まれたもの。これまで10年間「ラーメン」に携わってきた店主の集大成ともいえる店舗だが、「まだまだ始まったばかり。新メニューもサービスも、アイディアがたくさんあるんです」と、意気盛んだ。

Information
森本拉麺堂
住所
倉敷市二日市324 [MAP]
電話番号
086-441-3727
営業時間
11:00~15:00/18:00~21:00
休み
火曜
席数
29席
駐車場
30台

<消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意>

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