朝ごはんに、おやつに、食事に添えて…まいにちのいろんなシーンで登場する「パン」。岡山にもたくさんのパン屋さんがあり、「この店のこのパンが好き！」という自分だけのお気に入りがある人も多いのでは？　パンに恋したTJ女性スタッフが、とっておきの「惚れパン」を心ゆくまで語ります！

[ナビゲーター]しょこ
TJスタッフ暦10年目のアラサー女子。パンを買いに行くために遠征し、自分でも家で焼くほどのパン好き。朝ごはんは必ずパンと決めており、なかでも一番好きなのはベーグル！　現在、パンシェルジュの資格を取るための勉強中。子どものころの将来の夢は、パン職人の旦那さんと結婚すること。

2♥パンめ　『クロワッサンと焼き菓子専門店 シャ・ノワ－ル』の「クロワッサンダマンド」

本日おじゃましたのは、北区学南町の『クロワッサンと焼き菓子専門店 シャ・ノワ－ル』さん！　倉敷にて移動販売を中心にスタートしたのち岡山に店舗を構え、1度移転を経て4年前から現在の場所で営業されています。岡山のパン好きなら、「クロワッサンといえば『シャ・ノワール』」という人も多いのでは？　でも、こちらは実はパン屋ではなくお菓子屋さん。フランスでは「ヴィエノワズリー」といい、クロワッサンやブリオッシュ、焼菓子を扱う専門店なんです。そのため、こちらではクロワッサンもお菓子屋さんならではで、素材はシンプルながら上質でぜいたくな仕上がりになっています。フランスのことわざに「クロワッサンはお菓子屋さんに買いに行け」とあるそうですが、毎朝食べたい「ブーランジェリー（パン屋）」のものとはまた違ったクロワッサンが楽しめるはず。菓子職人が得意とする繊細で細やかな作業が、それを可能にしているんですね。今回はそのクロワッサンにひと手間かけた、スウィーツさながらの「クロワッサンダマンド」180円をご紹介します。

まずそのこだわりは使う素材に。選び抜いた岡山産の粉、砂糖、塩、水、牛乳だけを使い、ていねいに仕事を施していきます。なかでも特筆すべきはフレッシュバター！　これにより、そのリッチな味わいがより引き立っているそう。そうして完成したクロワッサンにさっとシロップを塗り、さらにアーモンドクリームをかけて焼き上げ、最後はスライスアーモンドと粉砂糖でおめかし。ちょっとよそゆきのワンピースをまとった女の子みたいなキュートさです♪

こちらでは、クロワッサン自体が少し甘めな味わい。ケーキを食べるみたいに、ナイフとフォークでひと口ひと口幸せを味わいたいですね。とっておきのお皿にナイフとフォークで、特別なひとときを過ごしましょう。お気に入りの紅茶をストレートで淹れて、きちんとティーセットをセッティング。パリジェンヌになったように気取って食べるのもたまにはいいかも。おうちで食べるときは軽く焼きなおすとおいしく楽しめるそう。

華やかなビジュアルのデニッシュ、可愛らしいスウィーツや焼菓子など、たくさんの甘いもので満たされた空間は、女の子のあこがれ。あま～い香りに誘われ、溺れたい！　甘美さのあまり「この香りの香水がほしい！」とさえ思いました。ラッピングやディスプレイもとことん愛らしく、オーナー奥さまによる女性ならではの目線・センスが存分に生かされています。きゅっとリボンを結んで、女の子の友だちにちょっとしたプレゼント、なんて。きっとみんなの評価も上がること間違いなしですね。一押しは「フールセック」3個140円～。お茶うけにもよさそう。

岡山総合グラウンドの道向かいに位置し、フランス語で「黒ネコ」を意味する店名のとおり、ネコをモチーフにしたお店。ピンクのテントを目印に訪れて。クロワッサンの種類が豊富に焼き上がる11：00ごろの来店がおすすめ。毎月第1日曜は京橋朝市にも出店。ほかにもさまざまなイベントにてこちらの味に出合えるそうなので、ぜひお店のブログをチェックしておでかけくださいね。

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