体重83kg、ウエスト約100㎝。
外食率ランチは10割、ディナーは8割を誇る強食者。
ハイコストパフォーマンスなランチを探して、日々さまよい歩くサラリーマン・ハマチャンがお気に入りのランチスポットを紹介します。

真冬を迎え、凍えるような寒さに負けそうな毎日‥。ランチタイムはゆったり過ごして、北風に立ち向かう英気を養いたいものですね。今回は、味はもちろん、居心地のよさもお気に入りの1軒を紹介します。3年前にオープンしたカレー専門店『SATISFACTION CURRY & CAFE』。場所がちょっと分かりにくいのですが、米倉の交差点から県道214号に入り東に進んでいくと、左手に看板が見えてきます。

看板のある敷地の奥に店舗があるのですが、敷地の東にある道に左折して進むと駐車場があります。看板が見えたらスピードを落としてゆっくり進めば見落とさないと思います。エントランスもおしゃれで、これから味わうランチへの期待も高まってしまいます。

おすすめは「スリランカカリー」。スリランカのお惣菜や生野菜などの具材がトッピングされていて、ルー＆ターメリックライスと混ぜ合わせながら味わうスリランカの家庭料理。こちらのお店では季節や日によって具材の内容が変更されるのですが、今日は、ジャガイモの炒め煮、タマネギとリンゴとカツオ節の和え物、大根とトマトとおかかの炒め煮、ニンニク入りココナッツふりかけ、キノコとスパイスの炒め煮の6種類。このラインナップに「カツオ節？」と違和感を感じた方もいると思うのですが、決して日本風にアレンジしているわけではなく、日本と同じ島国であるスリランカにも「モルジブ・フィッシュ」というカツオ節と同じような調味料があるのです。これがカレーにまた合う！　さらに豆のせんべい・パパドものっていて、食べ応え満点です。パクチーは好みでトッピングOK。私は別皿で出してもらい、ある程度カレーの味を楽しんでから投入します。

パリパリッとパパドを砕きながら、具材と一緒に混ぜ混ぜ。スパイシーな香りが鼻腔をくすぐる～。カレーのルウはスリランカの伝統的なレシピで作られていて、タマネギとチキンをベースに、豆科の植物のタマリンド、マスタードなどを加えたあっさり味。スリランカにもいろいろなルウのレシピがあるのですが、この店では敢えてシンプルな味をチョイスしているそう。ぱくりと食べると、こっちでレモンの酸味、あっちでココナッツの甘みと、いろんな味がさまざまな食感とともにはじけてきます。あっさり味のルウだから、具材と一緒に食べてこそおいしい！　絶妙なバランスです。「スリランカカリー」は単品だと1000円で、11時～16時のランチタイムは、ミニサラダ、ダルスープ、ドリンク付きで1250円。ランチタイムが長いので、利用しやすいのもうれしいところ。

セットのドリンクは8種から選べるのですが、おすすめはやっぱりコーヒー。一杯一杯、丁寧にハンドドリップしてくれます。コーヒーはハード、ソフト、アメリカンの3種あるのですが、注目はハード。カレーを食べた後においしく飲めるよう特別に豆をブレンドしたものだとか。深煎りで香ばしく、豆のうまみがとっても豊か。ランチセットではセットのコーヒーは基本的にお店がセレクトしますが、リクエストにも応じてくれますよ。ランチセットでは1杯のみですが、単品で注文するとポットで提供されます。各500円、カップ3杯分くらい楽しめます。仕事で疲れたら、リフレッシュにコーヒーブレイクもいいですね。

カレーもコーヒーも本格的ですが、子ども用の「お子様ランチ（キーマまたはハンバーグ）」（サラダ、オレンジジュース、デザート付き）500円もあるのでファミリーでも利用しやすいです。乳・卵・小麦フリーでアレルギーのあるお子さんも安心。またこちらにはエントランス前にテラスがあるのですが、このスペースが好評のようです。外食すると、子どもはどうしてもはしゃぎますよね。おとなしく食事をしてもらうために食べる直前までテラスで遊ばせて、わんぱく心を満たしてからテーブルに着かせる親子が多いのだとか。暖かい日はテラスで飲食もOK。うーん、春が待ち遠しい！

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