中華料理店。それはがっつり食べたいときはもちろん、ひとりでラーメンを食べたいとき、ちょっと一杯飲みたいとき、いつでも気軽に足を運べる店だ。今回は、そんな中華料理店の中でも、地元民の胃袋をつかみ続ける老舗2店をご紹介！　満席になった店内から伝わる活気を感じつつ、看板メニューを堪能しよう！

　 宝来軒

創業60年を超える、大人気継続中の中華食堂。

岡山市表町で60年以上愛される中華の老舗。こちらの一番人気は、パラパラになるまでラードで炒めた「焼めし（肉）」。少し甘みを感じるこのメニューのとりこになる人は多く、昼時はセットに「焼めし（肉）」が入った「太平セット」と「宝来セット」で、注文の8割を占めるのだとか（両セットとも各680円、オーダーは11：30～OS14：30）！　リーズナブルでボリューミーなセットに、昼時にはサラリーマンが詰めかけるのもうなずける現役人気店だ。ほか人気メニューは、「トリカラ定食」800円、野菜と海鮮がのった「五目そば」550円。

中華料理　 とらや

八宝菜に肉団子、玉子焼き。看板定食は、熱烈ファン多数！

工業地帯でもある倉敷市水島で、57年もの間続く大衆中華食堂。大勢の腹ペコサラリーマンたちに絶大なる支持を得ている。「初めて来店された方には、まずこれを食べてみて」と店主がいちおしするのが、「B定食」820円（持ち帰りは860円）だ。運ばれてきた瞬間、まずお皿の大きさとおかずの圧倒的なボリュームに驚く。優しい味わいの八宝菜に甘辛ダレの肉団子が5つ、その間にふわとろの玉子焼き。この玉子のおかげで味が混ざることなく、メリハリよく味わえるのだ。また、ほとんどのメニューを持ち帰りで楽しむこともできる。レトロな赤い外観を目指して、車を走らせよう！

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