おかやまの病院2022[全県版]

かかりつけの病院、あなたにはありますか? 日々の暮らしのなかで突然襲ってくる、病気や事故。頼りになる病院や先生がいると、万が一のときにも安心です。でも意外と地元の病院の情報を知らない方も多いのではないでしょうか。 『月刊タウン情報おかやま』が地元「岡山」にこだわり、医療情報をまとめました。いざというときのため、お役に立てれば幸いです。


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102020年6月に岡山市北区に開院した『DaisyDentalClinic』の中村院長。出身地である青森県で歯科医院を開院している両親や祖父母が、地域の歯科医療に尽力する姿に尊敬の念を抱いて育った中村院長にとって、自身が歯科医師を志すことは必然的であった。結婚を機に移住した岡山でも義父母が歯科医院を開院しており、「一本でも多くの歯を残す」ための治療を徹底していた。そこで初めて経験する歯科医療に衝撃を受けたという。「歯を残したいという患者さんの大切な思いにしっかり向き合い、期待に応えるべく努力と工夫を惜しまないことこそ私の目標です」。歯科治療に使う機械や材料は時代とともに進歩し、治療の方法もさまざまに。そんななかで、時間や費用など患者一人ひとり異なる限られた条件に配慮し治療計画を立てていく。患者自身が「何をどうしたい」かを自分で選んで納得のいく治療が受けられるように。治療についての情報を共有しながら患者と医師が一緒に考えていく必要がある。生活習慣から見直したい症状など、限られた時間内では解決できないことがあっても、最大限に患者の期待に応えたいという想いから、「私は、自身が患者だった場合に受けたいと思う医療を提供したいんです」と語る。続けて「歯科医師の考えが主体となった理想の治療を患者にそのまま提供することは、患者にとってハードルの高いシビアな現状をつきつけることになるケースも」。もちろん、治療方針や内容はエビデンスに基づいたものでなければならない。しかし、人の倫理観や歯に対する価値観、恐怖心などは人それぞれ。「解決策、治療方法は1つではありません。そのためにこれまで学び腕を磨き、研ぎ澄ませてきました」。「今日が人生最後の日なら、あなたは何が食べたいですか?私は妻の手料理が食べたいですね(笑)。人間はいつか必ず最後の日を迎えます。その時に、しっかり自分の歯で食べられる状態であってほしい。自分もそうありたい」と話す中村院長。また、マスクが必須の昨今についてもこう話す。「マスクの奥の笑顔に見える歯はきれいでありたい。人生のさまざまなシーンを彩る記念写真には、すてきな笑顔を残してほしいんです」。そして、「歯医者は怖い」というイメージを持つ人が多いなか、それでも勇気を持って一歩を踏み出した患者に対して、「今後もできるかぎり患者さんの思いに応える医療を提供し、地域の歯科医療に貢献していきたいです」と語ってくれた。好きな物が食べられる幸せと、健康な歯の維持をサポート。最大限の工夫と努力で患者の期待に応えたい。患者と医師が一緒に考える、一人ひとりに合った治療を。生涯自分の歯で食べたいものを。そして、すてきな笑顔を残したい。ドクターインタビュー1086-236-6702岡山市北区津島本町3-23p4台https://daisy2020.com【診療科目】歯科/小児歯科/歯科口腔外科【自由診療】ホームホワイトニング(上下前歯6本)2万5000円~/セラミック4万8000円~【診療時間】9:30~13:30/15:00~19:00※土曜の午後は~17:00【休診】水・日曜、祝日DaisyDentalClinicデイジーデンタルクリニック岡山市北区エリア歯科主な診療科目キッズスペース53明誠学院高ハピーズフレスタモール岡山大農学部岡山商科大岡山県総合グラウンド岩手医科大学歯学部卒業後、同大学総合歯科入局。結婚を機に岡山へ。奥さんの実家である岡山市内の歯科クリニックで7年の勤務を経て、2020年に開院。「食べることと話すことが好き」だと語るように、親しみやすい人柄も魅力だ。中村芳章先生院長なかむらよしあきインフォームド・コンセントを重視。希望の治療に応えます。


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