おかやまの病院2020[全県版]

おかやまの病院全県版2020 かかりつけの病院、あなたにはありますか? 日々の暮らしのなかで突然襲ってくる、病気や事故。いざというときに頼りになる病院や先生がいると、万が一のときにも安心できますよね。でも「近所にはどんな医療機関があるの?」「岡山なら、どんな先生に診てもらえるの?」と悩まれることも多いのではないでしょうか。今回はそんなあなたのために『月刊タウン情報おかやま』が地元「岡山」にこだわり、医療情報・病院情報をまとめた2020年度版「岡山の病院」を作成いたしました。いざというとき、少しでも地元のみなさまのお役に立てれば幸いです。


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一般財団法人タイオン奨学基金×就実大学対談インタビュー薬学部学生を資金面から支援し、患者に寄り添える薬剤師を育てたい。就実大学薬学部長塩田澄子岡山大学薬学部卒、同大学院薬学研究科修士課程修了。2001年博士号を取得。2003年就実大学に着任。2019年からは薬学部長として大学運営にも携わる。専門は感染症学など。一般財団法人タイオン奨学基金代表理事藤井大温在宅特化型調剤薬局と有料老人ホーム相談事業を運営する『株式会社タイオン365』代表取締役。前職ではドラッグストアに勤務しており、薬剤師としての現場経験も長い。急速な高齢化社会を迎える日本において、医療に対するニーズが大幅に拡大している。そんななか、医療を支える存在として欠かせないのが、「薬」の専門家である薬剤師だ。慢性的な人材不足が懸念される今、薬剤師育成を目的とした完全給付型の奨学金制度が注目されている。そこで、奨学基金を設立した藤井代表理事と就実大学薬学部長の塩田教授に、奨学金活用のメリット、これからの薬剤師に求められる役割などについて語っていただいた。薬剤師を目指す学生を、資金面で支える奨学金制度。藤井薬剤師の職能や職域が拡大している昨今、薬業界では慢性的に人材が不足しています。その現状を解消するために、ひとりでも多くの優秀な薬剤師を育成したいとの思いから、2017年に、薬学部学生を資金面から支援する「タイオン奨学基金」を設立しました。これは返還義務のない完全給付型奨学金で、卒業後の特定企業への入社義務も発生しません。ほかの奨学制度との併用も可能です。このような条件の奨学金制度は、全国的に見ても少ないのではないでしょうか。対象は、①薬学部薬学科に在学しており、本人もしくは保護者が岡山県内に在住していること。②人物・学力ともに優れ、かつ向上心があり、日本国籍を有すること。としています。募集は1年生を対象に年間10名程度で、大学入学後に申請していただきます。学生の成績や親の収入などを総合的に審査・選考したうえで決定。月額3万円を6年間支給します。塩田就実大学では、2003年4月に全国で20年ぶりとなる薬学部を新設しました。2006年度からは4年制から6年制へと移行し、薬剤師としての実践能力を身につける医療人教育にも力を入れてまいりました。6年間通うことに対する経済的な負担も大きくなったことから、返還義務のない奨学金制度はとてもあり


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