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《インタビュー》『カオルの葬式』監督・プロデューサー 湯浅典子 どっちかというと嫌いだった故郷の岡山で映画を撮りたいワケ。

  • 情報掲載日:2021.01.26
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

今、岡山県で映画を撮ろうとしている、ひとりの女性がいる。
名前は、湯浅典子さん。
岡山市出身で、岡山朝日高校を卒業してから、すぐに上京。
以後、20年以上、東京でさまざまな映像制作に関わってこられました。
作品の名前を聞けば誰もが知っているあのドラマや長編・短編映画の監督・プロデューサーとして経験を積まれています。
そんな彼女が、「葬式」をテーマにした映画を撮るべく、帰岡。
制作資金集めやロケ地選定など、着々と準備を進めている湯浅さんに話を聞きました。

映画のテーマは、葬式。

湯浅さんが制作しようとしている映画のタイトルは、『カオルの葬式』(仮)。
タイトルから想像の通り、葬式がテーマです。
舞台は、カオルというひとりの女性の葬儀。
彼女の別れた夫がなぜか喪主に選ばれ、
選ばれた本人もその理由が分からないまま喪主を引き受けるところから物語は始まります。
故人・カオルをはじめ、遺された人々の生き様を描くドラマであるとともに、
皮肉と愛が詰まったダークコメディになるよう。
そもそも、なぜ葬式なのか? 
湯浅さんに聞くと、
3年半前に立て続けに訪れた3人の親しい人たちとの別れがきっかけだったと言います。

親しい人の死が続いた中で、
湯浅さんに一番影響を与えたのは、
親友だったひとりの女性の死でした。

それらの葬儀で感じた強い思いを、映像作家として作品に残す。
これが、今回の映画制作のきっかけになったのです。

撮るならやっぱり岡山。前は故郷に帰るのが嫌だったんだけど。

この作品をどこで撮るのか。
湯浅さんは、迷わず岡山でと考えたそう。
しかし、実際のところ、故郷・岡山には複雑な思いがあり…。

実は、過去さまざまな作品を岡山で撮影している湯浅さん。
近年は、Amazon Prime Videoのオリジナルドラマ『日本をゆっくり走ってみたよ~あの娘のために日本一周~』(濱田岳主演)の監督として、ロケを行っていた。
そんな映像作家の視点でも、岡山は映画が非常に撮りやすい環境にあるとか。

岡山ロケと聞けば、やはり気になるのはロケ地。
現在、絶賛ロケハン中とのことですが、
ロケ地は、真庭市蒜山、そしてクライマックスは瀬戸内海になるとのこと。
メインロケ地は、山間にある寺を予定していて、こちらも目下リサーチ中。
どこが選定されていくのか、これから楽しみです!

映画は大勢の人に観てもらいたい=大勢の人を巻きこんじゃえ。

湯浅さんとお話をして感じたのが、とにかくバイタリティにあふれていること。
岡山県内での制作資金集めの傍ら、さまざまな人と出会い、映画制作の輪を広げ、
故郷に帰るのが嫌だったというのがウソのように思えるくらいです。
そして今回、
企画を一緒に準備しているパートナー、
国際共同制作の実績を持ち、メインプロデューサーのシモエダミカさん(茨城県在住)とともに、
一番の目標に決めたことは、「大勢の人に観てもらう」ことだそうです。

現在決まっている制作チームの中で、特に目を引いたのが、
撮影監督と音楽監督に
スペイン人のビクトル・カターラ・ゴンサーロ氏と
ジョアン・ヴィラ・モル氏を起用していること。
2人ともスペインや韓国の国際映画祭で受賞歴を持つ実力派。
日本とスペインの国際共同制作というチャレンジの中、
岡山のロケーションをどう切り取られ、どんな音楽が合わせられるのか、期待です!

このように、
湯浅さん、シモエダさんら日本人メンバーやスペイン人メンバーが協力して、
Performing KAORU’s Funeral Project(以下、PKFP)
というチームで国境を越えて制作にあたるそう。
さらに、映画完成から国際映画祭出品までの期間は
PKFPとしていろいろな構想があるようで…。

お話を聞くと、
湯浅さんが思い描く映画作りのヴィジョンはとてもワクワクさせられます。
2月上旬からは、制作資金を募るクラウドファンディングを開始、
また、ロケは5月以降でスタート予定。
岡山県内でキャスト募集も行うとのことです。
興味がある方、ぜひ応募を!

タウン情報おかやま編集部では、
湯浅さんをはじめ、PKFPの映画作りにこれからも密着していきます。
PKFPの立ち上げのきっかけから、国際共同制作という「共創」のヴィジョン、
気になる制作状況やロケ地、キャスト情報などさまざまな情報をお届けしますので、
引き続きチェックください!

【プロフィール】
湯浅典子
1976年生まれ、岡山市出身。
岡山朝日高校卒業後、上京。東京都立大学工学部建築学科卒業後、木下プロダクション(現・TBSスパークル)に入社。2013年、フリーランスになりさまざまなテレビドラマの演出・プロデュースに携わる。近年は、Amazon Prime Video連続ドラマ『日本をゆっくり走ってみたよ~あの娘のために日本一周~』(2017年)で、自身の企画としてプロデュース&メイン監督を務めた。本作が、オリジナル脚本での長編映画デビューとなる。

制作の状況は、Facebookでリアルタイムに発信中!
Performing KAORU’s Funeral /パフォーミング カオルズ フュネラル

©PKFP PARTNERS 2020-2021

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