岡山県をメインに制作を進める映画『カオルの葬式』。制作準備、撮影ロケ、そして作品完成、上映まで。世界に向けて発信する映画とこの作品に関わる人々の記録。
※作品タイトルは『Performing KAORU’s Funeral』の直訳仮タイトルになります。
岡山から世界へ挑む! 岡山市出身監督の挑戦

今、岡山県で映画を撮ろうとしている、ひとりの女性がいる。名前は湯浅典子さん。
生まれ育った岡山から世界を目指した作品を作ることを決意し、ある一人の女性の「葬儀」をテーマにした映画『Performing KAORU’s Funeral』(直訳:カオルの葬式、邦題未定)を撮るべく準備を進めている。
映画のテーマは「死ぬこと」「活きること」そして、「送るということ」。
この物語は、闘い続けたひとりの女性の人生の最後を描く最大級の皮肉と愛が詰まったダークコメディで、日本のドメスティックな「お葬式」を題材として「人を送る」ということを正面から描く長編映画となる。
日本独特の「見送り」の文化とともに、生き続ける人間を描く本作では、岡山独特の「放上」の模様も描かれる予定で、現代の日本だけでなく世界のあらゆる世代に向け、未来に向けた可能性と多様性を訴えかける内容となっている。
⽇本とスペインとの国際共同制作となる本作には、国籍の枠組みを越えた選りすぐりの優秀なスタッフが集結。日本国内だけでなく、世界のマーケットの中で存在感を示しながら、映画自体が持つ価値と魅力の向上を主にした国際的スキームの構築を目指している。
世界中で、新型コロナウィルスが猛威がを振るっているなか、国境を越えて「生」と「死」に対する思いは高まっている。このような状況だからこそ『人を送る』という人類の普遍的テーマを描く本作品は世界中に共感と感動をもたらし、人々の人生を掲示する鍵となることは間違いないだろう。
現在、この作品の完成に向けたクラウドファンディングが実施されている。
3月より、クラウドファンディングサイト「晴れ!フレ!岡山」にて、プロジェクトが立ち上がり、1500円からさまざまな応援ができるよう多彩なプランが用意されいる。リターン内容の中にはキャストやエキストラとしての参加権もあるので、ぜひチェックしてみよう。
映画あらすじ&監督プロフィール


『Performing KAORU’s Funeral』(直訳:カオルの葬式、邦題未定)/あらすじ
カオルという女性が、ある日交通事故に巻きこまれ、死んでしまう。
彼女の死についてさまざまな憶測が飛び交う中、彼女が残した遺書には、葬式の喪主を彼女の別れた元夫・横谷が務めるようにとの指示が残されている。
横谷は、岡山県にあるカオルの故郷へ向かうが…。
監督プロフィール
『Performing KAORU’s Funeral』(直訳:カオルの葬式、邦題未定)監督・プロデューサー
湯浅典子
1976年生まれ、岡山市出身。岡山朝日高校卒。
1999年、木下プロダクション(現・TBSスパークル)に入社、2013年独立。
近年は、Amazon Prime Video連続ドラマ『日本をゆっくり走ってみたよ』(2017年)で、プロデュース&メイン監督に。本作でオリジナル脚本での長編映画デビュー。
クラウドファンディングの詳細はこちら
今回取組んでいるクラウドファンディングの詳細はこちら。
https://local.readyfor.jp/areas/okayama/
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◆支援募集期間:~2021年5月1日(土)23:00
◆目標金額:300万円
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