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はじめての岡山グルメ

《瀬戸内市/キッチンかいぞく》岡山のソウルフード『えびめし』を牛窓の人気店で実食!

東京から移住のライターが食す! はじめての岡山グルメ

  • 情報掲載日:2018.04.01
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

Season1 第一話/キッチンかいぞく(瀬戸内市)のえびめし

東京から岡山に移住してきたライターが、まだ食べたことがない、岡山で愛されているグルメを求めて食べ歩き、行きつけにしたいお店を開拓します!

『日刊Webタウン情報おかやま』をご覧の皆様、はじめまして。ライターのカタオカです。3年前に初めて岡山を訪れた際に土地や人々に魅了され、妻と息子と共に岡山の中山間地域に引っ越ししてきました。
普段あまり外食をしない生活を送っており、岡山のご当地グルメを食べる機会があまりなかったワタクシ。以前から気になっていたお店にお伺いして、名物料理を堪能させていただきます!

さて、前口上はこのくらいにして、そろそろレポートに移りたいと思います。記念すべき連載第一回目の今回は、瀬戸内市牛窓町の洋食店『キッチンかいぞく』にお邪魔してきました。

1.【①えびめし写真

今回、何故『かいぞく』を訪れたかというと、岡山のソウルフードと呼ばれる「えびめし」を食べたかったからにほかありません。早速お邪魔してお話を伺うと、「えびめしは東京の老舗カレーショップで働いていた現『いんでいら』会長がレシピをのれん分けしてもらい、故郷の岡山に持ち帰ったことが始まりなんですよ」とご主人。

今ではすっかり岡山名物として定着しているえびめしが、実は東京発祥とは! ご主人は岡山市内の『いんでいら』で4年間修行した後、水島の洋食店で1年間働き、1978年に『キッチンかいぞく』を開店したそうです。「小学生のころから料理を作るのが好きで、ずっと料理人になりたいと思っていました。洋食一筋にやってきて、かれこれ45年になりますね」というご主人が作るえびめしは、地元の人はもちろん、遠方からのお客さんにも大人気と聞き、「数多くあるえびめしを提供するお店の中から『かいぞく』を選んでよかった」と思った次第。

今回、ワタクシは「えびめしと海賊ランチ」1490円をオーダー。運ばれてきたえびめしは予想以上に真っ黒! 少々ビビリつつ、人生初のえびめし、いただきます! 食べてみると見た目とは裏腹にあっさりした味ですね。独特の香ばしさがあり、プリプリの小エビとフワフワのボイルドエッグが絶妙にマッチングしていて、クセになるおいしさ。見た目が真っ黒なのは、カラメルソースとケチャップなどからできた特製ソースを使っているからで、「高温でカラメルソースの苦みを飛ばすことで、香ばしいえびめしができるんです」と教えてくださいました。

②ハンバーグ、エビフライ、カニクリームコロッケなどの写真

あまりのおいしさに、えびめしを一気食いする勢いでしたが、ここは冷静になってハンバーグ、エビフライ、カニクリームコロッケ、オニオンフライ、サラダなどが盛られた皿にはしを伸ばします。どれも手作りだけあってどこか懐かしい味で、どんどんはしが進むのですが、特にもうひとつの看板メニューであるポークカレーがかかったカニクリームコロッケは、今まで食べたことがないおいしさ。「普通はデミグラスソースとかケチャップをかけることが多いと思いますが、ウチのカレーをかけてみたら『いけるじゃないか!』と思って」とご主人。一緒にお店に立っているおかみさんは、「シェフの中には、『メニューを寝ずに考える』という方もいますが、ウチの人はこだわりがない人だから」と笑いますが、添えてあるキャベツなどの野菜は極力、地元牛窓産のものを使用するなど、素材や味へのこだわりは相当なものだとお見受けしました。

③デザート写真

ボリュームのある「えびめしと海賊ランチ」を完食し、すっかり満腹になりましたが、「デザートは別腹」というワケで、「牛窓風バニラアイス」350円を注文。アイスの上に海の色をイメージしたブルーソーダがかかって、牛窓の名産であるオリーブの実がトッピングされています。これまたどこか懐かしい味で、口の中がエーゲ海のように爽やかになりました。

④ご主人写真

お昼時には満席&行列ができる、牛窓を代表する人気店ですが、「開店した当時は、目の前が海でしたし、集客に苦労した時期もありました」。ご主人の中山徹さんは、料理中は寡黙で職人気質な印象でしたが、時折笑顔を見せながら興味深いお話を続けてくれました。「店名の由来は、水島で働いていた洋食店が『山賊』という店で。自分の店は海の近くだし『かいぞく』にしようと(笑)」。店内は船のキャビンをイメージしているようですが?「最初は喫茶店風の内装だったんですけど、店名に合わせて改装しました。よく『船に乗っていたんですか?』と聞かれることが多いんですが」と笑うご主人の側でおかみさんは「メニューは何十年も変わらないんですが、久しぶりに来てくださったお客さんは『それがいいんです』と言ってくれます」と、これまた笑顔。

変わらぬ味はもちろんのこと、お二人の人柄に惹かれてお店を訪れるお客さんも多いことでしょう。

息子さんへと受け継がれた牛窓のソウルフード

⑤外観(木彫りの船長)写真

お店の目印は何と言っても「木彫りの船長」です。広島から持ってきた一本木を地元の方に彫ってもらったそうで、お店のイメージキャラクターとして愛されています。「本当にこの人形のおかげで、ここまでお店が続けてこれたんだと思っています」とご主人。おかみさんが毎日ていねいに拭きあげ、お正月には塩とお酒でお清めをするなど、船長は大切に扱われています。

3年前には、岡山天満屋の地下フードコートに2号店がオープン。こちらの店舗は、ご主人のもとで修行をした息子さんが切り盛りしているそうで、『かいぞく』のえびめしが岡山市内で食べれるとあって、人気を博しています。「自分はまだ引退する年でもないので、やれる限りは続けたいと思っていますが、いずれ息子が継いでくれれば…」とご主人。ごちそうさまでした。次回は家族一緒に食べに来たいと思います!(ライター:カタオカキヨシ)

Information

キッチンかいぞく
住所
瀬戸内市牛窓町牛窓4173 [MAP]
電話番号
0869-34-4741
営業時間
11:00~20:00
休み
水曜 ※祝日の場合は翌日
席数
30席
駐車場
あり

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