ハレルワークショップ「はじめての戯曲講座」を開催!
「新しい文化芸術施設」として建設が進んでいる『岡山芸術創造劇場 ハレノワ』。『岡山市民会館』と『岡山市立市民文化ホール』に代わる施設として、2023年9月のグランドオープンに向けた準備が着々と進んでいる。
『岡山芸術創造劇場ハレノワ』では、舞台芸術の魅力を広く伝えるべく、多彩なワークショップを開催中。演劇の劇作家や、演出家、役者、ダンスの振付家など、各分野で活躍しているアーティストを講師に迎えたプログラムで、舞台芸術の魅力や楽しさを、岡山の人たちに伝える活動を行っている。

写真右 平田オリザさん
今回紹介するのは、プレ事業として実施されるハレルワークショップ「はじめての戯曲講座」。5月開催では横山拓也さんを、6月開催では平田オリザさんを迎えての実施を予定している。
5月開催/講師:横山拓也さん
5月21日(土)、22日(日)の「はじめての戯曲講座」で講師を務めるのは、演劇ユニット「iaku」で劇作を手掛けている横山拓也さん。
「劇作家のタイプは、自身の内側から溢れてくる情熱や怒りを動機に書く人と、ネタを集めてそこから動機を見つけ出し、アイデアや技術を駆使して書く人の二通りに分けられるのではないでしょうか」
「前者は衝動で書き出して一気に書き上げてしまうような天才だったりします。僕は圧倒的に後者で、地道に書く努力をするしかないと諦めています」
「長年の劇作経験から体得した『頓挫しない書き方』を楽しくお伝えできればと思います」
と、横山さん。
「戯曲ってどんなもの?」「書いてみたいけど、どうしたらいいか分からない…」そんな、はじめての人でもOKの、ビギナーにも優しい内容となっています。数多くの戯曲賞受賞歴を持ち、舞台を中心に全国で活躍する横山さんの戯曲創作の方法や演劇の魅力に触れることで、新しい可能性を見つけられるかも。


申込みはこちらのサイトから。
6月開催/講師:平田オリザさん
6月3日(金)、4日(土)実施回の講師は平田オリザさん。劇作家、演出家として第一線で活躍する傍ら、『芸術文化観光専門職大学』で学長もつとめている。
同じく初心者向けのプログラムとなっており、「戯曲を書く」という視点を通じて演劇全体の構造について学ぶことができる構成となっている。
「演劇経験は問いませんし、劇作家になる人のための講座でもありません。この講座を受けた後に、演劇はもとより、ドラマや映画の見方が少し変わってもらえるといいなと思っています」
「もちろん、いま戯曲を書いている人、書こうと思っている人にとってはヒントの詰まった講座にしていきたいと思います」
と平田さん。この講座を受けることによって、新しい「モノの見方」を身につけることができそうだ。


申込みはこちらのサイトから。
Information
岡山芸術創造劇場 ハレノワ プレ事業 ハレルワークショップ 「はじめての戯曲講座」
- 問合せ
- 岡山芸術創造劇場「はじめての戯曲講座」係
- 住所
- 岡山市北区丸の内2-1-1 岡山市民会館4階
- 電話番号
- 086-225-0154 (10:00~17:00 ※土・日・祝日を除く)
- ※FAX(086-225-0156)、Eメール(theaterplanning_event@ocac.jp)、郵送での申し込みも可能。詳しくは問合せを
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