10月に開幕する卓球の新リーグ「Tリーグ」に参入する「岡山リベッツ」。すでに契約を結んでいる森薗政崇、吉田雅己、吉村和宏の3選手に加え、日本ランキング1位で今夏開催のアジア大会の日本代表・上田仁、岡山市出身の17歳（男子U18で日本人最高ランク）・柏竹琉球、韓国出身で世界ランク8位・李尚洙、さらに、選手兼コーチとして倉敷市出身の横山友一の加入が決定しました。

白神宏佑監督のもと初年度優勝を狙う「岡山リベッツ」のキャプテンとしてチームを牽引していく上田選手は、「過去の岡山での大会では成績がよく、私にとって縁起がよい町。そんなゆかりのある岡山のチームに所属できることは、うれしさと同時に身が引き締まる思いです。卓球を通じて岡山を盛り上げられるよう、また、岡山から日本を代表する選手を輩出できるよう頑張っていきます」と少し緊張した様子で語ってくれました。

横山選手兼コーチは、「世界で活躍するトッププレイヤーとともに戦えることは大変光栄です。指導者として活動をはじめて3年になりますが、今回はプレイヤーとしてのチャンスをいただきました。少しでもチームに貢献できるよう頑張ります。コーチとしては勝つことを最優先に考えて、しっかりと選手のサポートに努めます」と抱負を語りました。

すでに契約を終えていた森薗選手は、「上田選手は中・高校の先輩で、ダブルスの指導をしてもらったこともある選手。今回の上田選手の入団は、私自身とても心強く、一緒にプレイできるのがうれしいです。この素晴らしいチームで私もがんばります」と話し、チームの雰囲気のよさや岡山卓球への熱い思いが伝わる会見となりました。スポンサー企業である『Bobson』のデニム素材のファッショナブルなユニフォームにも注目です。

そして翌3日には、4月のチーム発足以来初となる合同練習が公開されました。

今回参加の4選手は出身校が中・高と同じということもあって、和やかな雰囲気のなか息の合ったプレイを披露してくれました。とはいえ、そこは国内トッププレイヤー集団。目にも留まらぬスピード感と心地よく響く打球音、一瞬も見逃せないラリーは迫力満点です！

国内外の遠征が多い選手たちがそろうことは滅多にないことで、今回の合宿ではダブルスに向けてのペアリング調整も目的のひとつだったそうです。

8月中旬～9月上旬にジャカルタで開催されるアジア大会には、「岡山リベッツ」から3人の選手が日本代表に選ばれています。

10月24日（水）に東京・両国国技館で開幕。その後、ホーム初戦は11月16日（金）の埼玉戦、続いて17日（土）の沖縄戦です。そして12月8日（土）は東京戦。いずれも地元である『岡山武道館』での開催なので、世界の舞台で活躍する選手を身近に感じ、トッププレーを生で観戦することができるチャンスです。岡山のプロリーグを、地元パワーで盛り上げていきましょう！

今まで卓球ショップとして運営していた『T・Tプロショップ』は岡山リベッツが運営を引き継ぎ、「岡山リベッツ卓球スポット」としてスタート。卓球用品の販売だけでなく、卓球台を設置して誰でも気軽に卓球が楽しめる場所になりました。レッスンも受付中。

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