結婚指輪というと「シンプルでどれも似た感じ…」という印象を持っている人も多いのでは？　でも、夫婦の証ともいえる結婚指輪だからこそ、「自分たちだけの特別なリング」にしたいですよね。

そんな気持ちに応えてくれるのが、岡山市北区の『ジュエリースタジオ　アドバンス』で新しくスタートしたサービス『「すき」をカタチに。ふたりのmini工房』です。ふたりで結婚指輪を作れるサービスで、カップルに大人気とうわさを聞き…詳しく知りたい！と、結婚を夢見る編集部スタッフ・ゆきが3日間徹底取材しましたよ。

☆☆1日目☆☆

ショップにお邪魔すると、明るく開放的な空間にキラキラと輝くジュエリーたちが並んでいます。お話をうかがうのはクラフトマン（指輪を製作する職人さん）の備中健介さん。

「『「すき」をカタチに。ふたりのmini工房』では、カップルにお互いのリングのベースになる部分を製作してもらうんです。ちょうど今から、実際に作られるカップルがいるので、見せてもらいますか？」。ぜひ、お願いします！

こちらが指輪作りにチャレンジするという、入籍間近の原尻尚樹さんと藤井優美さん。写真からも幸せオーラがあふれていますね。うらやましい！

編集部・ゆき「この企画にチャレンジすることにした理由は？」。
尚樹さん「プロポーズのときにエンゲージリングをこちらの『アドバンス』さんで買ったんですが、そのときに自分たちで結婚指輪を作ることができる…と聞いて、「作りたい！」と思いました。
優美さん「私も彼の提案に大賛成でした。ただ、尚樹くんがちょっと不器用なんで（笑）、正直不安もありましたが。でも、絶対いい記念になるな、と思って挑戦することにしました」

早速、おふたりの作業がスタート！　今日の作業では、ワックスという棒状の蝋（ろう）から指輪の原型を作ります。まずはワックスをカットするところからです。

そしてカットしたワックスをやすりで削ってカタチを整えていきます。

その後、自分たちの指輪のサイズに合わせて削ります。

最後に表面を削って、形を整えて原型の完成！！　「おふたりともすごく上手ですね」とクラフトマン・備中さんからのお褒めの言葉もあって、尚樹さんも優美さんもほっと安心した様子。ここから先はプロにお任せして、仕上げをしてもらいます。

☆☆2日目☆☆

おふたりが製作したワックスを元にプラチナのリングが完成しました。今日の作業は「鎚目（つちめ）」といって、リングを金鎚で叩いて凹凸の模様を付ける作業。

力のかけ方によって変化があり、叩いたところがきれいな模様になっていきます。なかなか楽しそう♪　1時間ほどしたところでこの「鎚目」の作業は完了です！　次回でリングも完成だそう。楽しみですね。

☆☆3日目☆☆

さて、今日は刻印を入れる工程とのこと。本当に素人でもできるのでしょうか？　おふたりもちょっと緊張気味で作業をされています。

ちなみに、自分たちで刻印できるのはアルファベットや数字といった簡単な文字ですが、『アドバンス』の結婚指輪には職人さんが希望のモチーフを入れてくれるそう！

例えば…こちら！

新婚旅行で行った思い出のハワイのモアナルア・ガーデンの有名なあの木を刻印したカップルも。

ふたりの指輪を重ねるとリボンの絵が！！　お互いの誕生石を交換して埋めこむのも人気。

共通の趣味がスノーボードで出会いもスキー場だったカップルは、雪の結晶をモチーフにしたり、幸せの象徴の四つ葉のクローバーを入れたり…。ロマンチックですねぇ。

刻印を終えた指輪は、最終仕上げをまたプロの職人さんにしてもらって、後日受け取りになるそうです。

☆☆指輪の受け取り日☆☆

数日後…いよいよ今日、おふたりの指輪ができあがりました。

素敵な仕上がりですね。おふたりに指輪を着けていただきました。

いい笑顔ですね～！　実際に自分たちで作った指輪を着けてみていかがですか？

尚樹さん「すごくうれしいです。大満足です！　思い出にもなりました」。
優美さん「エンゲージリングもですが、ふたりで作った結婚指輪も大切にします」

さらに、なんと！　この結婚指輪の製作風景の写真、動画を収録したDVDもプレゼントされるのだとか。これはよい思い出になりますし、披露宴で写真や動画をお披露目してもいいかもしれませんね。

ちなみに、今回は3日に分けて3つの工程を取材しましたが、「全部の工程でなく、ひとつの工程だけやりたい！」でもOKだそうで、刻印だけを自分たちで手掛けるカップルが多いとか。

自分たちの指輪を製作できる「すきをカタチに。ふたりのmini工房」を紹介しましたが、いかがでしたか？　私も結婚が決まったら（予定もないけれど…）、ぜひふたりで指輪作りしたいと思います！

＜消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意＞