みなさんは岡山市表町の中地下に『schlank』という雑貨店があったのはご存じですか？　文房具や紙もの雑貨など、かわいいアイテムがそろっていたあのお店です。「あった、ってことはもうなくなってるの～（泣）」と驚きの人も多いかと思います。そうなんです。中地下全面リニューアルのため、閉店されたんです。

…が、朗報です。

実は、昨年よりクレド岡山にて移転オープンされているんですよ。現在は3階で営業されています。うわさを聞きつけ、さっそくおじゃましてきました！

店に訪れると店主の野上奈津子さんがにこやかにお出迎えしてくれました。

ここに移転オープンするきっかけになったのは、現在隣で営業している『art space MUSEE』のオーナーである迫田さんから、「隣の売場が空いてるから、ここで店やらない？」と声がかかったからだからそう。迫田さんはもともと『schlank』に客として来店していて、中地下の店の閉店の情報も知っていたのだとか。そのご縁でこの地で、また『schlank』セレクトのアイテムが買えるようになったんです。よかった、よかった。

今回の取材も、「前の店が閉店するとき、まだ移転先が決まってなかったのでみなさんにご案内できてなかったので、取材に来てくださってうれしいです～」とよろこんでくださいました。

では、さっそく店内を見てみましょう。

店舗面積は以前の店から約8倍も大きくなっています！　前は人がすれ違うのもやっとだったのに、今はゆったりした店内になっています。

入口には、こちらに店を開いてから新たに扱うようになった神奈川県在住の作家「TORI DORI tama」さんのアイテムが並んでいます。ほっこりするキツネのイラストがポイントで、『schlank』とのコラボブローチも販売されていますよ。

便せんやマスキングテープなど紙ものはもちろん充実しているのですが、それ以上に気になるのが動物アイテムの多さ＆キュートさ！

など、動物柄のあらゆるアイテムが置いているので、見てまわっていると、何度「かわいいぃ～」と言ってしまうことか！　雑貨好き女子の乙女心がキュンキュンします?

また、この店に来てから新たに扱い始めたのが「暦生活」の二十四節気シリーズだとか。

春や夏、秋、冬と二十四節気の風景をかわいいイラストで表現した柄が描かれたアイテムで、ハンカチーフ（691円）とブックカバー（346円）、ノート（270円）がそれぞれ同じ柄で用意されています。誕生日に近い季節の柄のアイテムをセットでプレゼント、というのもおすすめだそうですよ。

そして、これからの時期に必要になる紙もの、暑中見舞いはがきもすでに販売されています。

広くなって、動物アイテムが気になって、新たなアイテムも増えた『schlank』。ここに移転オープンされたといっても、9月までの期間限定なのだとか。この店のファンの人も、かわいくほっこりした雑貨が好きな人も、ぜひ訪れてみてください。

…と、まだここでは終わらないですよ。

今回、『schlank』がここに店を開くきっかけになった、お隣の『art space MUSEE』も雑貨を扱われているのでおじゃましてみました。

県内外の作家・約40人によるアイテムをそろえているこちら。置物や絵画、アクセサリー、小物までさまざまな作品が展示販売されていて、日常使いできるものも、多く取り扱われています。

今こちらで話題になっているのがこちら。

岡山在住の作家・SAKURAによるアクセサリー。古い時計や部品を組み合わせて作品にしたアンティーク感がありつつユニークなネックレス（2484円）は、各品に付いているタグに書いてある作品のキャッチコピーもユーモアセンスを感じます。

化学反応を生かして夜光るイヤリング（2268円）など、驚きのあるアイテムもあります。

le mielの作品であるブローチもおすすめだとか。ビーズの中にラメを紛らせていて、実際見ると立体的なきらめきが美しいアイテムです。

あと同じ昆虫で気になったアイテムがこれ。

石の周りを編んだ糸で装飾していて、手足などのパーツの繊細さが見事です。

どれも作品としても見応えがあり、生活に取り入れることのできるユニークなアイテムがそろう『art space MUSEE』。『schlank』と一緒に、新しい感性を見つけに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

そんなわけで、今回、クレド岡山に魅力的な店を2店発見しました！　ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

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